千駄ケ谷には数十院のAGA対応クリニックがありますが、選び方の観点では「対応範囲」と「コスト感」でほぼ4タイプに整理できます。下の図は、各タイプが薬の処方から植毛・施術までどこまで対応するかと、代表的なクリニックを並べたものです。自分の段階に合うタイプを探す早見表として使えます。
薬の処方中心型は、内服・外用薬の処方を中心とするタイプで、薬代を抑えて抜け毛を止めたい段階に向きます。AGAを手軽に扱う院から、内科・皮膚科が診療の一環として処方する院まで幅広く含まれます。発毛特化・大手型は薬の処方に加えメソセラピー(頭皮に発毛成分を注入)まで対応し、独自配合の発毛薬を軸に「増やす」治療へ本格的に踏み込む設計です。総合型は薬の処方から植毛まで一通り対応し、対応範囲が最も広いため、段階が進んでも同じ院で続けられるのが強み。植毛専門型は薬で戻りにくい無毛部分の自毛植毛に特化し、進行期の選択肢になります。
上のタイプ分けに沿って、千駄ケ谷周辺の代表的なクリニックの数値を並べます。料金はいずれも税込・公表されているプラン価格です。横にスクロールできます。
| クリニック | タイプ | 口コミ | 診察 | 予防(内服) | 発毛(内服) | メソセラピー | 植毛 | 立地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ▎発毛特化・大手 | ★4.9(3,019件) | 無料 | ¥7,700 フィナステリド | ¥9,350 ミノキシジルローション | ○ | × | 新宿駅 徒歩8分 | |
| ▎皮膚科・内科 | ★4.0(31件) | — | ¥9,800/月 プロペシア(フィナステリド内… | — | × | × | 北参道駅 徒歩7分 | |
| ▎発毛特化・大手 | ★3.5(21件) | 無料 | ¥3,980 デュタステリド(ザガーロジェ… | ¥1,100〜 ノキシジル(ミノキシジルタブ… | ○ | × | 新宿3丁目駅 徒歩6分 | |
| ▎薬の処方中心 | ★2.9(305件) | — | ¥11,000 ザガーロカプセル0.5mg<… | ¥15,000 IKUMO<男性用> | × | × | 北参道駅 徒歩1分 | |
| ▎薬の処方中心 | ★2.9(28件) | ¥5,500 | ¥6,160/月 フィナステリド後発 | ¥6,930〜 ミノキシジル5%外用薬(ボズ… | × | × | 新宿三丁目駅 徒歩10分 |
地図のピン番号は上の比較表の順番と対応しています。
AGAの料金が分かりにくいのは、複数の費用が一緒に提示されるからです。実際は次の4つの項目に分けられ、自分に必要なものだけを足せば、毎月いくらかかるかはほぼ計算できます。
読み解きの軸:毎月かかるのは基本的に「③治療薬」だけです。広告で見る「初回◯円」は③の初月価格にすぎず、①②④を足した総額とは別物だと分けて考えると、料金比較が一気に楽になります。
「初月0円」「初月無料」の広告は魅力的ですが、初月だけ試して解約できるわけではありません。多くは契約期間の縛り(定期縛り)があり、2ヶ月目以降は通常価格(例:月6,800円)を払い続けることになります。縛りのない定額院(例:月4,500円)と続けたときの累積コストで比べると、初月の安さはわずか約3ヶ月で逆転し、1年で約2万円の差になります。だから見るべきは初月ではなく2ヶ月目以降の月額 × 続ける月数です。
A院「初月0円」:一見お得ですが契約縛りで初月では解約できず、2ヶ月目以降は通常価格を払い続けます →
この周辺では取り扱いが少なめです。
この周辺では取り扱いが少なめです。
各タイプが薬の処方〜植毛・施術のどこまで対応するかを示しています。総合型は薬〜植毛まで最も広く、段階が進んでも同じ院で続けられます。下段は各タイプの代表的なクリニックです。
レナトゥスクリニック新宿院は、予防の内服から発毛の内服・外用、そしてメソセラピーによる注入までを一通りそろえる発毛系の総合クリニックという立ち位置です。公表メニューを見る限り、症状の段階に応じて選択肢を広げやすい構成になっています。
料金は月額制ではなく都度払いの単価表示が中心で、フィナステリドは初回¥6,600・2回目以降¥7,700、プロペシア¥8,800、デュタステリド¥8,800、ザガーロ¥12,100と幅があります。発毛系ではミノキシジル内服¥11,000、ローション¥9,350、メソセラピーは1ccあたり¥11,000です。
予防薬から始めたい人はもちろん、内服・外用に注入も組み合わせて段階的に対策を検討したい人に向く傾向があります。初診来院後はオンラインでの遠隔診療にも対応するため、通院の負担を抑えたい人にも選びやすい環境と言えそうです。
| タイプ | 発毛特化・大手 |
|---|---|
| 料金 | 要確認 |
| 立地 | 新宿駅 徒歩8分 |
| オンライン | 対応 |
出典:せんだがや皮膚科 公式サイト
出典:新宿御苑 美容内科メディカルクリニック 公式サイトB院「縛りなし・定額 月4,500円」:いつでも解約できます → 1年で54,000円
初月0円のA院が、約3ヶ月でB院に逆転。1年では約2万円も高くなります。
※実在の比較ではなく、料金構造を示すための例です。
つまり契約前には、初月価格ではなく①2ヶ月目以降の月額 ②契約期間の縛り(定期縛り) ③途中解約の条件を必ず確認しましょう。「初月0円」に惹かれても、縛りで解約できなければ通常価格を払い続けることになり、縛りのない定額院より高くつくことがあります。
発毛段階ではさらに差が開きます:たとえば発毛プランを月16,800円で12ヶ月続ければ年20万円規模になります。「いくらまでなら毎月続けられるか」という上限を先に決めておくと、初回キャンペーンの強さに判断を左右されにくくなります。
同じ「AGA治療」でも、抜け毛を止める段階と、減った髪を増やす段階では、使う薬も金額も変わります。頭頂部・生え際の進行度を3段階に単純化すると、必要なアプローチと月額レンジが見えてきます。
フィナステリドまたはデュタステリドの内服1剤で進行を抑える。費用が最も軽く、早く始めるほど守れる範囲が広い。
内服にミノキシジル(内服・外用)を組み合わせる発毛プラン。希望すればメソセラピーを上乗せする選択肢も。
薬で維持しつつ、毛包が残っていない部分は自毛植毛が候補に。薬だけでは戻りにくい領域を外科的に補う。
「始めたいけれど、何をどの順で進めるのか」「いつ効果が出るのか」が分からないと一歩が踏み出せません。流れと時間軸を先に押さえておけば、初回の不安はかなり減ります。
薄毛の状態と費用感を相談。多くは即日〜数日で予約可。
マイクロスコープで頭皮を確認、必要に応じて血液検査。
内服・外用を処方。発毛段階ではメソセラピー等を併用する選択肢も。
初期脱毛が起こることがある(薬が効き始めるサイン。一時的)
抜け毛が落ち着いてくる時期
産毛・密度の変化を実感しやすい。効果判定の最初の目安
見た目の改善が分かりやすくなる時期
始めるなら早いほど有利:毛包が残っているうちに守れる範囲が広く、進行してからより少ない費用で済みやすいのが、早期スタートの実利です。
AGA治療薬は薬剤ごとに役割と副作用の傾向が異なります。過度に怖がる必要はありませんが、何が起こり得るかを知ってから始めることで、不調が出たときにも落ち着いて対処できます。持病・服薬中・アレルギーがある場合は初診で必ず申告し、気になる症状が続くときは自己判断で中止せず医師に相談してください。
初期脱毛は多くの人で一時的で、2〜3ヶ月で落ち着くのが一般的です。持病・服薬中・アレルギーがある場合は初診で必ず申告してください。
多くの院はオンライン診療にも対応しています。薬を続けるだけならオンラインで完結しますが、わざわざ「通う」価値が出るのは、対面でしかできない処置がある段階です。境界はシンプルです。
つまり「予防だけ=オンライン中心でも可」「発毛・施術=対面が活きる」と切り分けると、立地(駅から何分か)を重視すべきかどうかも自動的に決まります。
カウンセリングで前向きな提案を受けると、その場で決めたくなります。次の5点だけ先に決めておくと、勢いで高いプランを選んで後悔する事態を避けられます。
総額は「2回目以降の月額 × 続ける月数」で見る ── 初月価格に引っ張られない。
定期縛り・解約条件・返金保証の有無 ── 続けられなくなったときの出口を先に確認しておく。
予防か発毛か、必要なプランを先に決める ── 目的より上位のプランを勧められても判断軸がぶれない。
通いやすさ(駅の出口・診療時間) ── 続けてこそ効果。駅の出口や診療時間を生活動線と照らす。
将来、施術・植毛まで必要になりそうか ── 必要なら総合型/植毛専門型を最初から選ぶと乗り換え不要。
ここまでの内容は、最後にこの3問へ落とし込めます。順に答えるだけで、見るべきタイプ・列・金額が自動的に絞られます。
自分は「止める」段階か「増やす」段階か? ── 進行段階のステージで、予防(月数千円)か発毛(月1.5万〜3万円)かを決める。ここで月額レンジが確定します。
毎月いくらまでなら続けられるか? ── 上限額を先に決める。判断軸は初月ではなく「2回目以降 × 続ける月数」。上限を超えるプランは候補から外せます。
薬だけで足りるか、施術・植毛まで視野に入れるか? ── 薬だけなら薬の処方中心型/オンライン、施術まで見るなら総合型、無毛部分があれば植毛専門型へ。
「このエリアのおすすめは結局どこか」ではなく、「自分の段階 × 予算上限 × 必要な対応範囲」の3点が決まれば、比較表で残る選択肢は数院に絞れます。気になった院があれば、まずは無料カウンセリングで頭皮の状態と見積もりを確認するのが、いちばん確実な次の一歩です。
AGAは原則として自由診療で、費用は全額自己負担です。そのため料金は院ごとに差が出ます。
一部の院では全額返金保証を設けています。ただし効果判定には6ヶ月程度の継続が目安とされ、短期間での中断は判断材料になりにくいとされています。
内服・外用は続けることで効果を維持する治療です。中止すると数ヶ月〜で再び進行に向かいやすいとされています。
薬の継続だけならオンラインで完結し、通院の手間や交通費を抑えられます。メソセラピーや植毛など対面の施術は通院が必要です。
掲載の料金・情報は公開情報をもとに作成(2026年6月時点)。実際の料金・適応は各院でご確認ください。 本ページは医療行為の効果を保証するものではありません。
せんだがや皮膚科は、渋谷区千駄ヶ谷エリアに位置する一般皮膚科・小児皮膚科で、電子カルテや光学顕微鏡、ダーモスコープを備えた診療体制のもとAGA治療も扱う地域密着型の医療機関です。
公表プランではプロペシア(フィナステリド内服)28日分が税込9,800円で、別途診察料がかからず院内でお薬を受け取れる明瞭な料金設定が特徴。予防目的の内服に絞ったシンプルな構成といえます。
AGA専門ではなく皮膚科としての診療がメインのため、まずは身近な皮膚科でフィナステリド内服を無理なく始めたい人や、追加費用を抑えて予防に取り組みたい人に向く傾向があります。
| タイプ | 皮膚科・内科(AGA内服) |
|---|---|
| 料金 | 予防 ¥9,800/月〜 |
| 立地 | 北参道駅 徒歩7分 |
| オンライン | — |
新宿御苑 美容内科メディカルクリニックの男性向けページは、新宿御苑美容外科が運営する『男性医療』のサブサイトとして案内されています。美容内科・美容外科系の総合的な美容クリニックで、AGA・薄毛・発毛治療はそのメニューの一つという位置づけです。発毛だけに特化したAGA専門院ではなく、内服薬から外用薬、注入治療まで幅広い選択肢を一通りそろえている点が特徴です。
薄毛の進行を抑える内服では、フィナステリド(1mg/28錠 6,490円〜84錠 16,500円)やデュタステリド(0.5mg/30錠 3,980円)を扱い、まず費用を抑えて予防から始めたい人が検討しやすい価格帯です。発毛を後押しするミノキシジルはノキシジル(10錠1,100円〜100錠5,500円)や外用のベルトリスなどがあります。
より積極的に取り組みたい場合は注入系がそろい、HARG療法 AAPE毛髪再生療法は1回132,000円・12回803,000円、Benev毛髪成長因子は1回49,500円・12回352,000円と回数パッケージで提供されます。比較的試しやすいノーニードル毛髪セルピール(1回13,750円〜)もあり、予算と希望に応じて段階的に選べます。オンライン診療にも対応していると案内されています。
口コミ評価は★3.5/21件と中程度で、際立って高評価というわけではない点は留意したいところです。内服中心で安く始めたい人にも注入治療まで踏み込みたい人にも幅広く対応できる一方、AGA専門に絞ったクリニックとは性格が異なるため、希望する治療方針や通院ペースに合うかを事前に確認するとよいでしょう。
| タイプ | 発毛特化・大手 |
|---|---|
| 料金 | 要確認 |
| 立地 | 新宿3丁目駅 徒歩6分 |
| オンライン | 対応 |
フェニックスメディカルクリニックは、婦人科などを併設する総合クリニックの一角でAGA治療を扱うタイプで、公表メニューはデュタステリド製剤やミノキシジル配合の内服薬が中心。専門特化院というより、内服による予防・発毛にしぼった構成といえます。
料金は男性用ザガーロ0.5mgが11,000円、デュタステリド・ミノキシジル配合のIKUMOが男性用15,000円・女性用15,800円と内服薬でまとまっており、毛髪DHT検査も7,480円で用意。ただ公表ページでは初診料や再診料の記載が確認できない点は留意したいところです。
北参道駅から徒歩1分と通いやすく、土曜も診療しているため平日が難しい方にも向く傾向。まずは内服薬で予防・発毛に取り組みたい人や、他科との連携も視野に入れたい人に検討しやすい選択肢です。
| タイプ | 薬の処方中心 |
|---|---|
| 料金 | 要確認 |
| 立地 | 北参道駅 徒歩1分 |
| オンライン | — |
ワタナベ皮膚科は、丸ノ内線・新宿御苑前駅から徒歩1分にある皮膚科クリニックです。AGA専門のクリニックではなく、皮膚科診療の一環として『脱毛症外来』を設け、男性型脱毛症(AGA)や女性型脱毛症(FAGA)に加え、円形脱毛症・抜毛症といった医学的な脱毛症全般を扱っているのが特徴です。診療時間は曜日により異なり、木曜・第4土曜・日祝が休診のため、来院前に確認をおすすめします。
目的別に料金を見ると、進行抑制(予防)の内服はフィナステリド後発が6,160円(28日分)、プロペシア®が8,250円(28日分)、デュタステリド後発が7,700円(30日分)、ザガーロ®が11,000円(30日分)と、後発薬から先発薬まで幅があります。発毛を狙う場合はミノキシジル内服(2.5mg)が9,900円(30日分)、ミノキシジル5%外用薬が6,930円(1本)。これらの薬代とは別に初診5,500円・再診2,200円の診察料がかかる点に留意してください。
皮膚科という性格上、AGA以外にも円形脱毛症に対する局所免疫療法やJAK阻害薬など重症例向けの治療まで扱いますが、これらはAGAとは別系統の治療です。AGAの薬剤費そのものは標準的な水準で、内服・外用、先発・後発を組み合わせて選べる柔軟さがあります。
一方で、AGA専門院に比べると診療日や時間帯が限られ、オンライン診療の明示もないため、薬の継続には来院が前提になりうる点に注意が必要です。口コミ評価は★2.9(28件)と高いとは言えないため、初回は診察料込みの総額や供給日数を確認したうえで、無理のない範囲で利用を検討するとよいでしょう。
| タイプ | 薬の処方中心 |
|---|---|
| 料金 | 予防 ¥6,160/月〜 |
| 立地 | 新宿三丁目駅 徒歩10分 |
| オンライン | — |
成人が対象で、未成年は保護者の同意が前提になります。学生でも予防の内服から低コストで始められます。
治療開始から数週間〜1ヶ月で一時的に抜け毛が増えることがありますが、薬が効き始めるサインで、多くは2〜3ヶ月で落ち着きます。
© 2026 All rights reserved.